技術
管更生工法(SPR工法・オメガライナー工法)
老朽化した既設管を蘇らせる
管更生工法は、既存の管路を生かし、老朽化した既設管を修繕・補強する工法で、非開削で施工できるため短納期・ローコストに工事を行うことが可能です。
弊社では、この更生工法の内、製管工法による「SPR工法」および形成工法による「オメガライナー工法」を採用しています。
これらの工法の普及と技術の向上を目的に、全国組織(会員総数517社)の「日本SPR工法協会」の正会員登録をし、南関東支部長を担当しています。
SPR工法とは
古くなった管の内壁に硬質塩化ビニル製の内管を形成させ、既設管との隙間に裏込め材を注入し、開削することなく既設管と一体化した強固な複合管を構築する工法です。
オメガライナー工法とは
あらかじめω状に折りたたんだ形状記憶性能の塩ビ管を既設管内に引き込み、蒸気で加熱することで円形に復元し強固な自立管を構築する工法です。
施工上の主な特徴
1.開削せずに取付管口の処理ができる
2.既設管内に水が流れていても製管できる
3.長距離・不陸・蛇行・段差・曲がりに対応できる
4.どんな断面形状、口径の管でも施工できる
5.施工スピードが速い
6.耐食性に優れており、耐用年数が大幅に延長する
普及実績
当工法は、更生管の強度と耐久性に優れ、加えて下水を流しながら施工できることが高い評価を受け、46都道府県に及ぶ実績となりました。
併せて官公庁やJR、民間工場等、広い範囲から受注しており、平成19年度末でのSPR工法による施工実績は500kmに達しています。